就活証明写真の基礎知識!撮影前に知っておきたい10のポイント

就活をスタートすると、必ず必要になるのが就活証明写真。エントリーシートに貼り付けたり、さまざまな証明書を用意したり…と何かと使用する機会が多いものです。今回はエントリーシートの内容を中心に、なぜ写真が必要なのかというそもそも論から、どのような写真が適しているのか、いつ用意すべきなのかなど、基礎知識を10のポイントに分けてご紹介します。

目次

【ポイント1】なぜエントリーシートに写真を貼るのか理解しよう!

日本の多くの企業では、応募の際にエントリーシートの提出を求めることが一般的です。そしてエントリーシートに付き物なのがいわゆる証明写真です。ではなぜ写真を貼ることが求められるのでしょうか?
そこには大きく2点の理由があるようです。

理由その1 ~ 書類選考の段階で、応募者の人物像をイメージしやすくするため~

よく言われているのは、「書類の書き方から応募者の人物像がある程度わかる」ということです。

それはつまり、誤字脱字はもちろん、文字の丁寧さや段落をきちんと分ける等の読み手への配慮ができるかということや、写真の貼り方は雑で曲がっていないかということです。もちろん写真そのものも、その人物像を知るための大きな手がかりになります。

これは容姿で判断しているというわけではなく、身だしなみや表情などあらゆる観点から総合的に判断されるということです。社会人の一歩を踏み出そうという就活の応募書類なのに、もし学生気分が抜けないままの身だしなみだったとしたら、マイナスの印象になることは想像に固くありません。

また、企業にもよりますが、書類選考をする際は、1枚のエントリーシートにかける時間はおよそ1分程度と言われています。短時間で応募者の特性を掴むためにも、証明写真は有効だと考えられているようです。

理由その2 ~ 本人確認をするため ~

2つ目の理由は。証明写真本来の役割となりますが、「面接に来た人が本人かどうか証明するため」です。

目の前にいる学生とエントリーシートの提出者が同一人物であるかどうかを面接官が確かめられるよう、エントリーシートに写真の添付を求める会社が多いようです。

そのような観点で考えると、就活の証明写真だからといって普段と違う雰囲気で撮影する必要はありません。例えば、普段からメガネを掛けているのであれば、就活写真でもメガネを掛けておいたほうが本人確認がスムーズになります。髪型やメイクも写真と面接時と極端に違うことがないようにしたほうが無難だと言えます。

【ポイント2】エントリーシートの写真はできるだけ好印象なもの=プロに任せて!

就職活動でのエントリーシートは、自分を企業にアピールする一番最初の手段といえます。もし、書類選考で通過できなければ、その段階でご縁がなくなることもあります。
ポイント1で述べたとおり、エントリーシートの書き方だけでなく、写真も第一印象を左右する重要なポイント。できるだけ好印象なものを用意するべきでしょう。そんな時、役に立つのが写真館でプロのカメラマンが撮る証明写真です。

プロに任せるメリット その1 ~表情や身だしなみのアドバイスをしてくれる~

メリットその1は、ずばり「第三者目線でのアドバイス」です。

写真館での証明写真撮影では、顔の角度、表情、姿勢を含め、身だしなみに関する全てをプロのカメラマンやアシスタントさんがきちんと指導してくれることがほとんどです。もちろん、要望も聞き入れてくれるので、思った通りの撮影が可能です。気に入らなかったら撮り直しにも対応してくれます。

「三愛フォトスタジオ」では、撮影が終わった後、専用モニターで自分の写真をチェックし、好きなものを選ぶことができるます。そのため、家に帰ってから「ネクタイが曲がっていた」「肩のバランスがおかしい」「表情が硬い」など、後悔をすることがありません。

プロに任せるメリット その2 ~データ納品なら撮影後も加工OK!管理もしやすい~

最近は多くの写真スタジオで、プリントの他にデータ納品に対応しています。そしてデータ納品の場合、写真の修正などにも対応してくれることがほとんど。さらに、WEB上でエントリーシートを提出する時にも使えます。

また、実際にエントリーシートや履歴書を提出し始めると、写真が足りなくなることが多々あります。そんな時、証明写真のデータがあればコンビニのコピー機や自宅のプリンターでも印刷することができるからです。

さらに、データ前提であれば撮影後の修正も可能です。髪の毛のハネや洋服のシワ、ちょっと気になる点などを修正して納品してくれる写真館も増えているので、プロにお任せしない手はありません。

【ポイント3】場合によってはスピード写真を活用するのもあり!?

プロに任せれば安心なのは分かるけど、近くに写真館がない…足を運ぶ時間がない…お金がかかる…という場合は、スピード写真を利用するのも一つの手。カメラマンがアドバイスをしてくれたり、気になるところを直してくれたりといったサービスはありませんが、何より気軽に撮影に行ける点をメリットと考える人も多いでしょう。気になる品質も、一昔前に比べれば格段に良くなってきています。ただし、就職活動の際にスピード写真を利用するなら下記のポイントは要注意です。

注意したいポイント その1 撮り直し

人の集まるショッピングセンタやコンビニの付近に設置してあるスピード写真機は、予約の必要がなく、早朝・夜間を問わず自分の好きなタイミングで安く写真が撮れるのが、最大のメリットです。

一方、撮影の品質については自分で責任を持つ必要があります。
髪型はきちんとしているか、服装はふさわしいものか、表情は固くないか、姿勢は曲がっていないかなど、自分でチェックしなければなりません。カメラの周りに鏡が付いているのである程度仕上がりは予測できますが、実際に撮影してみるとうまく撮れなかった…ということも起こりがち。

結局気に入るまで撮り直しをしていくうちにお金が余分にかかってしまった…ということもありますので、注意しましょう。

注意したいポイント その2 一度にプリントできる枚数

スピード写真を利用する際に、チェックしておきたいのは、一度にプリントできる枚数です。スピード写真機の機種にもよりますが、一度の撮影で5~6枚程度の写真が繋がった状態で出てくることが一般的です。エントリーシートで必要な枚数が手に入れば良いので、応募先が少ない場合はお得かもしれませんが、応募先が多くなってくると写真が不足し、再度撮影に行くことになるかもしれません。

また、スピード写真機の場合はデータが残らないため、焼き増しという概念がありません。気に入った写真がもう一度手に入る保証はありませんので、その点は要注意です。

注意したいポイント その3 対応する写真のサイズ

スピード写真では、各種証明写真に対応したサイズが用意されています。使用する用途に見合っていれば、問題ありませんが、例えば応募先によって規定されている写真サイズがそれぞれ異なっていたり、特殊なサイズだったりすると少し困ったことになります。

また、多くのスピード写真機では、写真はつながった状態で出てきます。つまり、自分で必要なサイズにカットする手間がかかります。そして、カットとひと口で言っても意外と難しいことにも要注意です。切り口が曲がったり、顔の中心がずれたり、サイズを測り間違えたり…そんな失敗をしそうな人は、おとなしくプロに任せたほうが安心かもしれませんね。

【ポイント4】エントリーシートの写真にふさわしい身だしなみを知ろう!

ポイント1でお伝えしたとおり、エントリーシートに貼付した写真によってその人となりを見られています。と考えると、ふさわしい身だしなみが分かります。つまり、面接官に見られていると思って、身だしなみを整えていくべきです。つまり、そのまま面接に行ってもいいかどうかを判断基準としましょう。

身だしなみのポイント その1 髪型

髪型はその人の印象を大きく左右します。明らかに整えられていない・手入れされていない髪はもってのほかですが、明るすぎる髪色は業種によっては軽薄に見られることもありますし、極端に派手な髪型は学生気分が抜けていないと判断されることもあります。ここでもポイントは、そのまま面接に行ってもいいような髪型かどうか、ということです。

もちろん、応募する業種や業界によってどのような髪型がふさわしいのかということもありますが、オシャレさというよりも仕事に誠実に取り組む姿勢を見られていると思ったほうが良いと思います。また清潔感も大切なポイント。極端に長いもみあげや襟足は清潔感に欠けるため、良い印象を与えないことがあります。女性の場合は、きちんとひとくくりにしておいたほうが無難です。また、眉毛が隠れるほどの長い前髪は清潔感に欠けるため就活には不向き。目元が隠れてしまうと視線がはっきりしないため、やる気のない暗い印象を与えてしまいます。

身だしなみのポイント その2 服装

服装は、特に指定がない場合はスーツが基本となります。男性の場合はネクタイと白地のYシャツ、女性の場合は襟付きのシャツ・ブラウスが無難です。色・柄は落ち着いた色のほうが、表情をはっきり見せてくれるためおすすめです。

また服装で大切なことは、着こなしです。男性ならYシャツのボタンはきちんととめ、ネクタイもまっすぐ締める。女性の場合は胸元が開きすぎない方が良いでしょう。また、姿勢にも注意しましょう。左右で肩の高さが異なっていたり、猫背になっているとあまり印象がよくありません。

【ポイント5】エントリーシートの写真にふさわしい表情を知ろう!

エントリーシートにふさわしい表情というものは、実はありません。ただ、前項で述べたとおり、写真を見た人に悪い印象を与えないようにしておく必要はあるでしょう。
表情は少しのニュアンスで大きく変わります。目元・口元・メイクのバランスなど、撮影する前に鏡の前で練習しておくと、カメラの前で緊張しなくて済むのでおすすめです。

表情づくりのポイント その1 目元

目の大きさや形に関係なく、目元をはっきりと見せると、自身に満ちた印象になります。髪型のところでも述べたとおり、目が隠れてしまうと自信がなく暗い印象になります。

目線も大切です。上目遣いや伏し目にならないよう、撮影の際はカメラをまっすぐ見据えるようにしましょう。椅子の高さが合っていなければきちんと調節を。また、カメラを意識しすぎてついにらみつけてしまわないよう、力を抜いてリラックスすることも大切です。

表情づくりのポイント その2 口元

口元も表情を決める大きなポイントです。印象を良くしたいからと言って、満面に笑みを浮かべたり、歯が見えてしまうほど笑ったりする必要はありません。口を優しく閉じ、口角を意識して上げるようにすると、優しい微笑みになります。

表情を作ることが苦手な人は、毎日少しずつ鏡を見ながら練習しておくと良いかもしれません。

【ポイント6】撮影前に必要な写真サイズをチェック!

エントリーシートに貼る写真のサイズは、全部同じ…と思っていませんか?実は、エントリーシートに決まった書式はなく、会社ごとに異なるケースがあります。一般的には、4cm✕3cmのサイズが多いようですが、極稀にそれ以外のサイズが必要になることがあります。

就活写真を撮影する前には、どんなサイズが何枚必要かきちんと確認をしておきましょう。

【ポイント7】WEBでエントリーする場合は、データ形式に注意しよう!

最近では、WEBでエントリーシートを受け付ける会社も増えてきました。それに合わせて写真館などでは撮影内容をデータ納品してくれたり、さらにWEBエントリー用の専用データを作成してくれたりするところも多くなっています。

しかし、プリント写真しか持っていない場合はどうすればよいのでしょうか?その場合は、何らかの方法でデータ化する必要があります。また、WEB用になっていないデータは不必要に容量が大きいこともあり、エントリーシートに不向きなこともあります。ここでは、WEBでエントリーする場合の注意点をご紹介します。

注意するポイント その1 データのサイズ

WEBでエントリーシートを受け付けている場合、貼付できるデータのサイズに制限がある場合があります。例えば、2MB以内といったデータ容量の指定や、2000ピクセル✕1500ピクセルといった画像データ自体のピクセルサイズなどです。これらの制限範囲に沿ったデータを用意しましょう。サイズの確認方法は色々とありますが、Windowsのパソコンであれば画像ファイルを右クリックして「プロパティ」から調べることができます。

また、画像の形式にも注意しましょう。パソコンで扱える画像形式は、.jpg形式や.png形式が一般的ですが、これ以外にもたくさんあります。もし、エントリー先で指定があるようであれば事前に調べておきましょう。写真館などでWEB用データを依頼する場合であれば、データのサイズ・形式を正しく伝えるようにしましょう。

注意するポイント その2 自前で用意する場合は、データ修正必須!

手元にプリント写真しかないけど、データが急に必要になった…といった場合、撮影をした写真館に相談してみることをおすすめします。もし撮影をした内容が残っていれば、データ化することもできますし、場合によってはプリント写真をスキャナーで取り込んで、データ化してくれるかもしれません。

ここで注意しないといけないのは、スピード写真などでデータがない場合です。その場合、自分でデータ化する必要があります。データ化の方法は「スキャナーで取り込む」「プリント写真をカメラで撮影する」などがあります。ただ、いずれの場合も写真館に依頼した場合とは仕上がりに差が出てしまいます。うまく取り込むことができたとしても、色合いが異なっていたり傾いたりと、エントリーシートに貼付するには適さないデータになることもありますので、避けたほうが良いでしょう。

やむを得ない場合を除き、就活写真のデータが必要になったら、お近くの写真館に相談することをおすすめします。

【ポイント8】撮影から何ヶ月以内の写真が必要かを確認しておこう!

就活写真に限らず、証明写真には撮影後の期間が定められています。これは、「書類上の人物と目の前の人物と照らしあわせるための手段」という証明写真の性質上、当たり前のことです。つまり、できる限り現在に近いほうが望ましい方が良いのです。ただ、就職活動などでは「半年以内」とか「3ヶ月以内」とか期限が決められていることが多いです。エントリーシートの提出前には、必ず撮影から何ヶ月以内の写真が必要なのか、確認しておきましょう。

【ポイント9】焼き増しが必要になることも想定しておこう!

就活では、エントリーする回数分だけ就活写真が必要になります。1社だけ…と絞る人はめったにいません。またエントリー後に選考が進むと、エントリーシートとは別に履歴書などの書類を求められることがほとんどです。そちらにも証明写真が必要になりますので、複数枚の用意は必須です。ちなみに、多い人では20~30枚程度用意する人もいるようです。

それだけ枚数が必要になるのであれば、予めたくさんの写真が用意できたほうがお得です。もちろん必要に応じて焼き増しができることも考慮しておきましょう。
三愛フォトスタジオの就活写真プランなら、基本プランに10枚写真が含まれています。さらに焼き増しも1枚300円からとお得です。ぜひ利用してみてくださいね。

【ポイント10】エントリーシートに貼る写真はいつ頃用意したらいいの?

エントリーシートに貼る写真は、エントリーシートを記入する時に手元にあれば大丈夫…と思っていませんか?
しかし実際は、もっと早くに用意する人のほうが多いです。というのも、エントリーシートの受付が始まる=就職活動の始まる時期というのは、大体決まっており、その時期に合わせて就活写真を撮影しようという人が増えます。その時期になると、写真館で撮影しようと思っても中々予約が取れなかったり、通常よりも納品に時間がかかったりする場合もあります。つまり、ギリギリに撮影すると、提出期限に間に合わないこともあるということです。

時間に余裕を持って動くなら、会社説明会が始まる前に撮影をしておいたほうが良いでしょう。写真館に頼むのなら、予め予約をしておいたほうが無難です。就職活動で失敗を避けるなら、早めの行動を心がけましょう!

まとめ

今回は就活写真で失敗しないための基礎知識を10のポイントに分けて紹介しました。就職活動は自分の将来を決める人生の一大イベントです。悔いを残さず、理想の人生を叶えるためにも、まずは満足の行く就活写真を手に入れてみませんか?

ここにあげたさまざまなポイントをチェックして、ぜひ写真を撮ってみてください。
不安なことがあれば、岡山・倉敷で長年就活写真に取り組んできた「三愛フォトスタジオ」がサポートいたします。気になることがあれば、ぜひお近くの「三愛フォトスタジオ」へご相談ください。

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