要注意！WEBエントリーで嫌われるNGデータ3選

はじめに

近年の就活では、WEBからエントリーできることが当たり前になりつつあり、場合によってはWEBオンリーということも増えてきています。その際によくトラブルになるのが、写真データです。

最近はスマホのカメラが進化し、より気軽に写真を撮ることができるようになってきました。また写真をSNSなどにアップロードすることも手軽にできます。でもその感覚のまま、エントリーシートの写真を考えていると意外な落とし穴にはまってしまうことも少なくありません。

ここでは、写真をデータで用意する際、NGとなるパターンを3つのポイントに絞ってご紹介します。

【NGデータ　その1】画像データが小さい！粗い！ぼやけている！

企業の採用担当に聞いたところ、もっとも多いNGパターンがこちら。
「画像データが小さくて、粗いんです。WEBからエントリーされた内容は、最終的に印刷をしてそして面接官に渡します。その際に、画像データのサイズが小さいと、無理に引き伸ばすことになり、粗く、ぼやけてしまいます。そうなると、『本人確認をする』という、証明写真の本来の目的を果たせませんよね。もちろん、写真から受ける印象も良くありません。」

では、なぜ画像が小さいと粗くなってしまうのでしょうか？
それは、画像が持っている情報が少ないからに他ありません。写真データは、モザイクタイルのように小さな点（ピクセルといいます）でできています。画像を構成する点の数が多ければ多いほど、写真は精細になります。逆に、点が少なければ少ないほど、写真は粗くなっていきます。

特に最近はスマホなどに画像を転送して保管をする人も増えていますが、スマホに画像を転送する際、スマホ側で自動的にサイズを小さくしてしまうことがあります。スマホからエントリーする際は、データのサイズが小さくなりすぎていないかよくチェックしましょう。

もっとも安全なのは、写真館などでWEBエントリー用のデータを作成してもらい、エントリーの際はパソコンなどを使って、そのデータをそのままアップロードすることです。

三愛フォトスタジオでは、WEBエントリー用画像の制作をオプションでご用意していますので、ぜひ利用してみてくださいね。

【NGデータ　その2】画像データが大きすぎる！

今度は逆に、画像データが大きいパターンです。
「大は小を兼ねる」と言いますが、大きすぎるのも考えもの。特にインターネットからの応募の場合、サイズが大きいと転送までに時間がかかりますし、そもそも送れなかったりエラーになったりとトラブルの元になります。
企業のエントリーサイトでは、「画像の大きさは○MBまで」といった制限がある場合があります。画像の大きさをチェックして、制限を超える画像サイズであれば、画像加工ソフトなどを使ってサイズ縮小する必要があります。

画像サイズをチェックする方法は、Windowsのパソコンであれば画像ファイルを右クリックして、「プロパティ」を確認すればファイルの大きさが分かります。大きすぎる場合は適宜加工をしましょう。加工の方法はいろいろとあります。わからない場合は、パソコンに詳しい人に聞いてみましょう。写真館などで相談をしてみても良いかもしれません。

【NGデータ　その3】画像のトリミングがおかしい！

最後に、起こりがちなパターンは、画像のトリミングです。

写真館などでWEBエントリー用に画像データを用意してもらった場合、あらかじめ適正なサイズになっているため問題が起こることは少ないですが、撮影したままのデータを納品してもらったり、スピード写真で撮影したデータを自分でパソコン・スマホに取り込んだりした場合は、トリミング（切り抜き）が必要になります。

そのトリミングも、縦横のバランスがおかしかったり、正方形や長方形など、エントリーシートの貼付にふさわしくない形になったりするとNGです。

就職活動のエントリーにふさわしいサイズは、縦4：横3の比率と言われてます。その比率の中にバランス良く人物を収めねばなりません。これが意外と難しいため、自分で作業をする場合は、何度もやり直さなければならないかもしれません。また切り抜きの際は、画像データのサイズにも気を配りましょう。
もし自分で切り抜くのであれば、だいたい縦は560ピクセル以上・横は420ピクセル以上を目安に切り抜いてください。

まとめ

ひと言でWEBでエントリーと言っても、写真一つとっても大変です。将来を決める大切な機会ですから、ミスなくスムーズに進めたいものです。

もし自分だけで用意するのが不安な場合は、近くの写真館にご相談ください。
「三愛フォトスタジオ」では、プリント写真＆データ付きの「就活応援パック」をご用意しています。お値段も4,290円～とリーズナブルなので、ぜひ気軽に利用してみてくださいね！