就活写真の基本マナー:服装は?どんな表情が好印象?メイクはどうする?

目次

はじめに

履歴書やエントリーシートに貼る証明写真は、写り方やマナーなど、見た目によって印象が大きく変わります。履歴書やエントリーシートは人事担当者が最初に目にする書類です。証明写真にも気を配れば、好印象間違いなしです。

この記事では、就活写真におけるメイクや表情、服装などの基本マナーについてご紹介します。

服装や髪型を整えることが大原則!

就活写真の大原則は、面接時と相違ない服装や髪型であること。
つまり、写真撮影の際はそのまま面接に臨んでも問題のないよう整えておきましょう。具体的には、スーツを着用を基本とし、清潔感のある髪型を心がけること。また、就活写真は証明写真ですので、本人と印象に相違がないよう撮影から3ヶ月以内のものを用意しましょう。

【基本マナー その1】服装はスーツが基本!

履歴書・エントリーシートの写真は男女ともスーツが基本です。面接に行く時の服装をイメージするといいでしょう。
もし、「スーツ以外で」などの指定がある場合も、あまりカジュアル過ぎるのもよくありません。ジャケットやシャツ・ブラウスなど、なるべくカチッとしたスタイルのほうが無難です。

【男性の場合】スーツはダーク系か紺。白いYシャツに派手すぎないネクタイがおすすめ

男性のスーツのカラーは、ダーク系または紺色のスーツが良いでしょう。シャツは白無地で、アイロンがきいたものを用意します。シャツのボタンはきちんと上まで留めます。ボタンダウンシャツはカジュアルな印象のためふさわしくありません。

また、ネクタイは色・柄が派手すぎないものを用意します。ネクタイはきっちりと締めますが、結び目が大きくなりすぎない「プレーンノット」「セミウインザーノット」等の結び方が良いでしょう。ネクタイを締めたら、左右に歪んでいないか、剣先はまっすぐ下へ伸びているか等、鏡を見ながらよくチェックしておきましょう。

【女性の場合】ダーク系か紺のスーツに白いブラウスが基本スタイル

女性も男性と同じく、スーツのカラーは、ダーク系または紺色のスーツを。インナーは白いブラウスか、胸元が開きすぎないシンプルなデザインのカットソーを合わせます。ネックレスなどのアクセサリーは外しておきましょう。

女性のスーツは、パンツスタイル?スカート?どっちを選ぶ?
女性のリクルートスタイルの場合、パンツスタイルかスカートか迷う方も多いようです。アクティブな印象になるパンツスタイルを選ぶ人も増えていますが、今のところは膝丈のスカートが主流のようです。
ただ、パンツスタイル・スカートスタイル共に着まわしに良い点があります。パンツスタイルでもスカートスタイルでも似合う方は、着心地が良い方を選べば問題ないようです。

【基本マナー その2】髪型は清潔感&ナチュラルさが大切

髪型も印象を左右する大きなポイントです。ファッションであれば自己主張の手段となりますが、就職活動の場合は、何よりも清潔感が重視されます。不自然に作り込んだ髪型よりも、ナチュラルな感じに整えておくことも大切です。

【男性の場合】ほどよい短髪で、表情がはっきり見えるように!

男性の場合は、ほどよい短髪で顔の表情がよく見えるような髪型が望ましいでしょう。

具体的には、前髪が目にかからないように、額はなるべく出している状態。ワックスなどを使って自然にまとめます。もちろん、寝癖や髪のハネはNG。きちんとクシで整えておきましょう。整髪料を使って極端に立たせたり、固めたりしているのも不自然な感じがするので、避けたほうが良いでしょう。

【女性の場合】長髪はまとめ、前髪やサイドの髪で表情を隠さないように

女性の場合も、表情を隠さないというところがポイントになります。

表情が分かるように、前髪が目や眉にかからないように分けるか横に流し、サイドが長ければ後ろに流すか1つに結びます。ジャケットの襟を覆ってしまうようであれば、これも後ろに流すか1つに結びましょう。
もみあげより少し前部分の髪を伸ばし、顔に沿うように垂らした髪型=いわゆる触覚ヘアは、幼く見られがちなので、就活の場合には避けたほうが良いでしょう。

【基本マナー その3】メイクは薄くナチュラルに!

服装・髪型ときて、次に重要なのはメイクです。
メイクは、清潔感のある健康的な顔を演出するのに役立ちます。ただし、あまりに過剰にしすぎるといわゆる厚化粧となってしまい、就職活動に適さない雰囲気になってしまいます。

メイクは、ナチュラルさが基本です。血色が良く、健康的に見せるためにほんのりピンクのリップやチークを使います。強い色はなるべく避けてください。濃いマスカラやアイライナーを使うのもNGです。

メイクと言うと、男性は関係ないように感じますが、「目の下のクマが目立つ」「日焼けで肌が汚い」場合は、メイクを工夫することでカバーすることもできますので、場合によっては有効活用できます。

【プロが教える】就活メイクのポイント

  • ナチュラルが基本だが、肌荒れが気になる場合は、ファンデーションは少し厚めにしてカバー
  • 目の下のクマはリキッドファンデーションやコンシーラーを使って!
  • アイシャドーは薄めに、明るい色を。ライティングに反射しすぎないように。
  • 眉毛が濃い場合は整えておく。
  • 口元は暗い印象を与えないよう、少し明るい色で血色よく!
  • 顔色を明るくしたい場合は薄めにチークを
  • 顔のテカリはティッシュやあぶら取り紙で押さえておく

【基本マナー その4】表情も大切!作りすぎず、力を入れすぎず!

服装・髪型・メイク…と準備ができたら、最後は表情づくりです。どれだけ身なりが良くても、表情が暗いと良い写真にはなりません。また、就職活動に使う写真ですから、ニヤニヤしていたり、口角が下がって不機嫌そうだったりすると良い印象は与えません。ここでは表情づくりのポイントを紹介します。

ポイント①口角を上げる

まず気をつけたいのは、口角です。口角が下がっているとなんだか不機嫌な写真になってしまいます。また、口角を下げすぎないように…と極端に引き上げると引きつった感じになってしまいますし、意識しすぎないと無表情で詰めた印象になってしまいます。

ポイントは力を入れすぎないこと。唇は軽く閉じ、ほんの少しだけ口角を上げる程度でOKです。歯を見せない程度の微笑みがベストとされます。歯を見せて笑うのは、就職活動の写真としてはふさわしくありません。

もし表情づくりが苦手なら、事前に鏡の前で練習しておくと良いでしょう。

ポイント②目を開ける

次に重要なことは、目を開けること。そんなことは簡単だよ!と思ってしまいがちですが、ついシャッターのタイミングで目を閉じてしまった、という経験はありませんか?意識しないとできることでも、意識してしまうとできなくなることもあります。

ポイントは、カメラに対して正対すること。目線はまっすぐカメラのレンズを見据えるようにします。その際に、カメラを見下ろしたり見上げたりしてしまうと、上目遣いになったり見下してしまったりするので、椅子の高さ・カメラの高さを調節して、レンズが顔の正面にくるようにしましょう。

また、黒目がきちんと見えるよう、撮影の際は意識的に目を開けるようにしましょう。無理矢理に目を見開く必要はありませんが、普段より意識をしておくとベターです。また、シャッターを切る少しの間は目を閉じないよう、瞬きもちょっとだけがまんしておくと良いでしょう。

ポイント③背筋はピン

最後に大切なことは、姿勢です。カメラを覗き込むようになってしまったり、猫背っぽくなってしまうと、肩がすくみ、首筋も埋もれてしまいます。

基本姿勢は、背筋を伸ばし、軽く胸を張ること。ぐっと両肩を開くイメージを持つとやりやすいかもしれません。
また、顎が上がったり、引きすぎないようにするのも大切。頭のてっぺんから伸びた糸が天井に吊るされているような感覚で、背筋を伸ばすときれいにまっすぐになります。

また、肩の高さも両肩揃えるようにします。ただしこれは、自分ではまっすぐにしているつもりでも、左右の肩の高さが揃わないということもあります。意識してもなかなか感覚がつかめず、直らないこともあるので、その場合はカメラマンの指示に従いましょう。

どうしてもうまくまっすぐにできないときは、顔を正面に向けたまま、首から下を少し斜めにすると自然な写真になります。

まとめ

いざ、撮影!と言っても、始めからうまく撮れる人はいません。でも、服装や髪型、メイクは事前に準備をしておくことで印象を良くすることができます。また、表情づくりも普段から練習しておけば、失敗することも少なくなると思います。

また、少しでも失敗を減らすためには、経験豊富な写真館に撮影を依頼することも一つの手段です。
履歴書やエントリーシートの証明写真は、書類選考を勝ち抜き、面接に進むための印象を決める重要なものです。可能な限り、時間とお金を惜しまず、写真館で最高の証明写真を撮影することをおすすめします!

当日撮影OK! 今からでも撮影予約可能です。
三愛フォトスタジオ倉敷店外観

SAN-AI PHOTO STUDIO 倉敷店

岡山県倉敷市平田81−4
営業時間 9:30~18:30
定休日 水曜日

三愛フォトスタジオ岡山店外観

三愛フォトスタジオ 岡山店

岡山県岡山市北区大元2丁目7−25
営業時間 9:30〜18:30
定休日 なし(年中無休)

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる