コロナ禍でのお宮参りどうする?何に気をつければいいの?

「お宮参り」とは、赤ちゃんが誕生して30日過ぎた頃、無事に過ごせたことを感謝し、これからの健康と長寿を氏神様にお祈りする行事です。大切なお祝いの一つであるお宮参りですが、生後30日前後はまだ赤ちゃんの免疫力も弱く、お母様も出産後6~8週間は産褥期(さんじょくき)と言い、体力が戻りきらず体調を崩しやすい時期です。新型コロナウイルスの感染が危ぶまれる昨今の状況では、お宮参りに行くことを不安に思われる親御さんもいらっしゃることでしょう。そこで今回は、お宮参りに行くときのコロナ対策とコロナの影響を受けて変化した新しいお宮参りについてご紹介いたします。

目次

従来通りのお宮参りでコロナ対策をする場合

「赤ちゃんにとって特別な日は盛大にお祝いしたいけれど、感染症のリスクが心配。」と考えている親御様、祖父母の皆様に向けて、お宮参りに行く際に気をつけるべきコロナ対策のポイントを3つに分けてご説明します。

赤ちゃんのコロナ対策

赤ちゃんのマスクの着用について

産まれて間もない赤ちゃんはとてもデリケートで、大人と同じようにコロナ対策をしてしまうと逆に危険にさらされてしまうことがあります。例えばマスクの着用です。
赤ちゃんは自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難なため、周りの大人たちが気づかないうちに、窒息や熱中症になる危険性があります。
日本小児科学会では2歳未満の子どもにマスクをすることに危険があることを提唱しており、注意を呼びかけています。
マスク着用ができない赤ちゃんを守るために、ソーシャルディスタンスを保つなど、周囲の大人たちが一層注意することが重要です。

赤ちゃんのアルコール消毒について

ウイルスを減らすのに効果的なアルコール消毒ですが、場合によっては赤ちゃんのデリケートな肌を傷つけてしまう可能性があります。アルコールの含まれていない除菌・除ウイルス効果のあるシートやスプレーもございますので、赤ちゃんの肌にあったものをお選びください。おもちゃなどをアルコール消毒する場合は、アルコールを揮発させてから渡してあげることで、より安全に遊んでいただけるかと思います。自分の身を自分で守ることが難しい赤ちゃんをコロナから守るために、周囲の大人たちは感染症対策の意識を高くもたなければなりません。

3密を避ける

外出する際は、3密(密閉、密集、密接)を避けるようにしましょう。

密閉

密閉を避けるには、お車で移動される際に窓を開けたり、エアコンを「外気モード」に設定するなどして、常に換気を心がけるのが効果的です。
神社本庁の出している「神社における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」では、空調は外気導入に設定し、一定時間ごとに各施設の窓を二箇所以上開け、換気することが推奨されていますが、神社によって換気の頻度は異なるため、訪れる予定のある神社は感染症対策をどのように行っているのか、あらかじめホームページで調べたり、問い合わせてみるのもよいでしょう。

密集

また、密集を避けるため、参拝の列に並ぶ際やご祈祷を待つ際に周りの人と2メートル以上の距離をとるように心がけましょう。待合室などで座って待機する場合は、隣の人と座席を一つ空けて座ったり、真向かいに座ることを避けたりすることで距離を保つことができます。

密接

密接を避けるには、待合室などの狭い空間でのむやみな会話を抑えることや、外出する人数をできるだけ減らすことが有効です。一緒に来ることができなかったご家族には、お宮参りの様子を写真や動画に残すことで、幸せな時間を共有してはいかがでしょうか。

遠出をしない

せっかくなら遠方の大きな神社でご祈祷をお願いしたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、感染症対策の面ではあまりオススメできません。もともとお宮参りとは、お住まいの地域の氏神様に無事に過ごせたことを感謝し、これからの健康と長寿をお祈りすることが慣わしであり、近所の小さな神社であっても、これから成長されるお子様の無事を見守ってくださるようご祈祷していただけます。もし遠出をする場合は、事前に目的地の情報を調べ、人がなるべく集まらない日付や時間帯を選ぶなど工夫しましょう。

また、近所への外出にも当てはまるのですが、出発の前には体温を測り、熱があれば外出は控えましょう。コロナに感染しないことももちろん重要ですが、コロナウイルスの感染を拡大させることのないように細心の注意を払わなければなりません。

お宮参りの形式を変えてコロナ対策をする場合

お宮参りの流れとしては、参拝やご祈祷に加え、写真撮影やお食事会をすることが主流でしたが、コロナウイルスの感染拡大をうけ、お宮参りの方法を変更して行うかたも多いようです。ここでは4つの新しいお宮参りの形式についてご紹介いたします。

ご祈祷はせず、参拝して氏神様にご報告する。

ご祈祷では、神職によって祓詞(はらえことば)が奏上され心身を清めたあと、祝詞(のりと)が奏上され神様を称え、ご加護をお願いします。その後、巫女による神様への舞や、玉串に祈りを乗せて神様に捧げる玉串奉奠(たまぐしほうてん)などがあり、神様へ祈りを捧げるための神聖な儀式を執り行ってもらえます。
もちろん神社では、感染症対策を徹底してご祈祷をしていただけるのでしょうが、どうしてもリスクがあるのは事実です。氏神様へのご報告と祈願は普段通り参拝をすることでも可能です。密を避け、ご家族だけでお宮参りを済ませたいのなら、ご祈祷をしないという選択肢があってもよいでしょう。

お食事会は赤ちゃんのご両親だけで行う。

お食事会は両家の祖父母も呼び、親睦を深める場合がございますが、大人数での会食は避けて赤ちゃんとご両親だけで行うことで、感染症を予防することができます。
また、飲食店でのお食事会よりもご自宅で行ったほうが、感染症にかかるリスクも下げることができ、祖父母もリモートで参加することができるため安心してお祝いを行うことができます。
ご家庭によっては、生後100日の「お食い初め」と同じ日にお祝いしたり、お食事会を行わないということもあるようです。両家のご家族でよく相談してご判断ください。

郵送でご祈祷した御札や御守りを送っていただく。

神社によっては、ご祈祷した御札や御守りが郵送していただけるところがあります。外出するリスクを避けることができる点は、感染症予防にたけているといえます。それぞれの神社によってお申し込みの仕方が異なるため十分にご注意ください。

岡山県内では、2021年4月現在

でお申し込み可能でした。感染拡大の状況によっては変化が予想されます。
ご自身で事前にお調べいただき、ご活用ください。

記念撮影を先に済ませておく。

真夏や真冬など、赤ちゃんが生まれて30日前後の気候が厳しく神社へ行くのが困難な場合や、コロナウイルスの感染が拡大し、神社まで行くのが困難な場合など、先に写真撮影だけ済ませておき、一日ごとの成長が著しい赤ちゃんの今だけの姿を記念に残してはいかがでしょうか。その後、機を見計らって、コロナウイルスの感染が落ち着いた後や、気候が穏やかな季節に改めて神様にご挨拶にいくのも選択肢の一つではないかと思います。生後30日前後にこだわらず、赤ちゃんとご家族の体調を最優先に考えてお祝いしましょう。

お宮参りの記念撮影は三愛フォトスタジオにお任せ

三愛フォトスタジオでは、ご家族の健康を第一に考え、感染症対策に取り組んでいます。コロナ禍において簡略化されてしまいがちなお祝い事だからこそ、写真はプロの手でしっかりと残してはいかがでしょうか。お宮参りに一緒にいくことができなかった祖父母や家族の皆様に、美しくかわいらしい写真を是非共有し、一緒にお祝いしてください。

「三愛フォトスタジオ」では、コロナ対策として

  • 換気の徹底
  • アルコール消毒の徹底
  • おもちゃ・絵本を撤去し、DVDへの移行
  • 手指消毒のお願い
  • 親御さんのマスク着用のお願い
  • 滞在時間削減のため、待ち時間が発生する場合はお車での待機のお願い

などを行っております。その他ご不明な点はお問い合わせください。

まとめ

新型コロナウイルスの影響で社会はめまぐるしく変化し、お祝い事やサービスのありかたも新しくなり始めています。お宮参りは赤ちゃんの無事を祝い、健康を祈る行事です。赤ちゃんとご家族の健康を第一に考え、無理をなさらずにご家庭にあったスタイルでお祝いしてください。

当日撮影OK! 今からでも撮影予約可能です。
三愛フォトスタジオ倉敷店外観

SAN-AI PHOTO STUDIO 倉敷店

岡山県倉敷市平田81−4
営業時間 9:30~18:30 
定休日 水曜日

三愛フォトスタジオ岡山店外観

三愛フォトスタジオ 岡山店

岡山県岡山市北区大元2丁目7−25
営業時間 9:30〜18:30 
定休日 なし(年中無休)

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